厄年の区切りについて

a.生年月日から厄年を求める場合
(厄年計算)
1.1月1日区切り(グレゴリオ暦)
2.節分区切り(節気)
3.旧正月区切り(旧暦)

b.指定した年が厄年にあたる方を知りたい場合
(厄年早見表)
1.1月1日区切り(グレゴリオ暦)
2.節分区切り(節気)
3.旧正月区切り(旧暦)


解説:

 厄年をいつとするか、上記のように幾つかの説があります。

 「運気の良くない年」を示すのが厄年ですから、できるだけ正確に知りたい。
 今年だと思っていたのに、実は昨年だった!などという事はさけたいです。
 それに複数の説がありますから、どれかが正しいと言われても「自分はそれは信じられない」という事もあるでしょう。
 そうしたニーズもふまえ、ここでは複数のコンテンツを用意しました。


 まず、最初に重要なのは「厄年は数え年でかぞえる」という点です。
 数え年と、満年齢の違いがわからない。
 そもそもが「満年齢の数え方すら十分に知らない」という場合もあるでしょう。
 満年齢は、生まれたときに0歳。誕生日から1年経過し、初めて1歳となります。

 対して数え年は、生まれたときに1歳。1年を経過すると2歳になります。
 なぜ0歳がないのかというと、0(ゼロ)という数字が昔は存在しなかったからです。
 0(ゼロ)という数字が世界で初めて登場したのは、7世紀(西暦600年代)のインドでした。
 つまり厄年の発祥は非常に古いため、数え年を用いるのが適当と考えられるわけです。


 次に重要となってくるのが暦の問題です。日本では現在、グレゴリオ暦が使われています。
 しかし日本でも、1872年までは旧暦が用いられていました。
 つまり厄年が発祥した頃は、少なくともグレゴリオ暦ではありませんでした。
 そこで「旧正月区切り」が登場します。
 1年の区切りを、旧暦の正月1日と考える方法です。

 ただし、ここにも一つ問題があります。
 旧暦の1日は、必ず新月(月齢0)に設定されているという点です。
 昔は旧暦の日付がそのまま月齢だったという事です。
 そのため旧暦正月1日を1年の始まりとしてしまうと、太陽を中心として1周する地球のスタート位置が、毎年違ってくるのです。
 このスタート位置を統一したい。

 そこで「節分区切り」が登場します。
 旧暦では立春(315度)を年の始まりと考え、立春を含む月が旧正月(旧1月)となります。
 立春であれば、太陽黄径315度と決まっていますから、スタート位置が一定となりますし、1年の長さも均等になるわけです。
 

 1年の長さを均等にするという観点から考えれば、グレゴリオ暦も暦法としては完成されていますし「1月1日区切り」でも問題はないと考えられます。しかし、より由緒正しい方法をと欲するならば「節分区切り」が正統であると言えます。もちろん神社などでも「節分区切り」を用いています。


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